研究開発

③在庫管理システム

③在庫管理システム

直売所にトマトを出荷した場合、どれだけ売れたか、どれだけ自分が持って行ったかは、自分で管理しないといけません。 これまでは台帳等を用意して、今日は何袋おかせてもらって、何袋売れたとか、毎日記帳していました。 ただ、毎日台帳をもって出荷に行くのですが、複数の出荷先を複数人で手分けして出荷する時、1つしか台帳がないため、台帳を持っていけないので、あとで書いたりしていました。 そこでWebアプリを開発して、スマホで打ち込むことができるようにしました。これで複数人で出荷に行っても、各人のスマホで打ち込めば、どの店舗に、どれだけ在庫があるか、簡単に把握できるようになりました。 スマホ画面

②潅水コントローラ

②潅水コントローラ

トマトの水やりをするうえで、この列は何分間、この列は何分間とか、水やりの時間を変えれるようにしています。 弊社では20aのハウスで3系統に分けて、大玉トマトは何分、ミディトマトは何分、ミニトマトは何分など、潅水時間をそれぞれ変えれるように工夫しています。

①環境制御装置UECS

①環境制御装置UECS

市販の部品を色々組み合わせて、ハウスの灌水や窓締めなどを集中コントロールする環境制御装置を開発しました。 ソフトウェアはフリーソフトの環境制御ソフトウェア『UECS』を導入しています。 UECSは無料の代わりに「ハウス内の温度が何度以上のときに窓を何パーセント開ける・閉める」などのルールを自分で考えて、組み込んでいかなければなりません(ルールを入れないとなにも動きません)。ルールを考えるのは難しいですが、工夫すれば市販の環境制御装置(誠和のNext80など)を超えるような複雑な動作もさせることができます。 弊社ではUECSに、かなり複雑なルールを設定し、自分がやりたいこだわりの潅水ができるようにしています。トマトは潅水を少なめにすると美味しくなるけど、少なすぎると「尻ぐされ」など障害も出てしまいます。このこだわりの制御システムのおかげで「おいしい」けど「尻ぐされ」の出ないギリギリを狙って潅水ができます ただUECSにも問題があります。過去の動作ログを保存する機能がほぼ無いため、過去の動作がわかりません。この課題を解決するため、過去動作を記録・画面表示するソフトウェアを開発し、ハウスの窓の開け閉めや、灌水のオンオフ、暖房のオンオフなど、過去どのように動いたか見えるようにしています。 自社開発ソフトウェア